1954-03-23 第19回国会 衆議院 行政監察特別委員会 第13号
○田渕委員 知らぬ存ぜぬ聞かぬでは、われわれとしても真相を聞くことができないで非常に困るのですが、少くとも三千百万円で買つた山が、実際においては村田君に二千万円行つたか百万円行つたか知りませんが、この間仏教保全経済会の会長をしておられる大谷瑩潤君が、当委員会の証言では、あすこの土地を買つてくれという紹介が来たので、これを伊藤君に紹介した、それで伊藤君がこれを買つたのだ、こう言つておるのですが、前後通
○田渕委員 知らぬ存ぜぬ聞かぬでは、われわれとしても真相を聞くことができないで非常に困るのですが、少くとも三千百万円で買つた山が、実際においては村田君に二千万円行つたか百万円行つたか知りませんが、この間仏教保全経済会の会長をしておられる大谷瑩潤君が、当委員会の証言では、あすこの土地を買つてくれという紹介が来たので、これを伊藤君に紹介した、それで伊藤君がこれを買つたのだ、こう言つておるのですが、前後通
二十六年に仏教・保全経済会をつくるときに、大谷君には立法化は必ずできるということを明らかに証言しておる。アメリカに行くのは投資銀行法のあり方について見に行くという名目ではあつたけれども、その前に、もはや立法化運動をしておつたことは事実です。アメリカから帰つて来てから立法化計画を立てたのじやない。あなたは知らぬとおつしやれば、それでもけつこう。
それから京都にあります仏教保全経済会の本部等の調査を行つて、相当出て来たわけであります。しかし、その最後の結論を出すまでにはなかなか至らなかつたうちに休業になつたことは御承知の通りであります。
○河野証人 仏教保全経済会につきましては、私どもは十分な調査をいたしておりません。私どもといたしましては、保全経済会というものを対象にして、いわゆる匿名組合方式ということによつて出資を受入れておるその形態でまず結論を出したいということで、私どもが入手し得る限りのデータによつてこの問題の検討をいたしたのであります。
○古屋(貞)委員 二十六年から昨年の三月まで相当に長い間調査されたとおつしやつたのに、仏教保全経済会の実態を調べなかつたというこの点は非常に無責任だと思う。 もう一つ私が申し上げたいことは、違反行為のみの調査をするというわけではないのです。大蔵省の権限は違反行為を調べろということではおそらくないと私は思うのです。
しからば、保全経済会の問題はそれとして、仏教保全経済会の問題を御調査になつたかどうか。仏教保全経済会は、これは伊藤がはつきりと大蔵委員会において証言しておりますけれども、あれはサービス機関だ、トンネル機関だ——。あれだけ日本中に組織を持つた、しかも国民の中心となる信仰の組織を持つたあの組織を、単なるトンネルのサービス機関としてあれを利用して金を集めたという詐欺的な行為が行われておる。
たとえば、私が東海財務局を調べましたが、仏教保全経済会の関係で冨山、石川、福井の金が多い。どういうわけかというと、仏教保全経済会の大谷君が袈裟をやつたので、みな金が入つたというのです。これから見ると、出資者が幾ら、各支店が幾つということは各財務局が調べておるようですから、出していただきたい。
○田渕委員 あなたが入社されたのは昭和二十六年の一月二十三日と伺いましたが、二十六年にあなたが入つたその年の春ごろ、京都の仏教保全経済会ができたときに、こういう「利殖のしるべ」というものをつくつた。これにはつきり大谷瑩潤さんなども出て来ておるわけでありますが、これは御存じですか。このパンフレットはどこで刷つたかということは御存じないですか。
大谷瑩潤君のやつておる京都の仏教保全経済会の機関紙である株式会社中外日報、これに保全経済会の金が一千万円出て、牧原君がそこの監査役をしておるということをあなたは御存じですかどうですか。
これを、政治献金というのか、あるいは水谷君の手からこれを仏教保全経済会の大谷瑩潤君に渡つたと私は思うんだが、あなたはその当時この金が水谷紫石を通じて仏教保全経済会の大谷さんに行つたということを聞いておりませんかどうですか。
そういうときには顧問の方あるいは仏教保全経済会の会長、副会長、こういう方たちには招待状を発しておりました。それで、必ず全員おそろいになるわけではございませんが、ときどきお見えになつておることはあります。
しかももう一つ問題になるのは、靈友会と関係する例の仏教保全経済会のようなものも、大谷さんはあのお人柄としては私どもまことにごりつぱな人であると思うが、それがやはり宗教法人が利用され、善良な人が悪用された。われわれはこれを悲しむものである。こういう点について、営利を目的とする事業を宗教法人に認める結果、かかる悪弊を及ぼしている。
この問題についてすでに仏教保全経済会なるものがあつて、その仏教保全経済会は信者に保全経済会の加入を勧めて、一つの営利事業のようなものをやつたと同じ結果になつておる。また靈友会が赤い羽根、白い羽根の募金運動をやる。日赤とのつながりもできて来る。こういうようなことになつてその募金のピンはねをして行く。
小委員会においては、下調査が一段落いたしましたので、一月二十七日に小委員長り中間報告を決定し、これに基き喚問する証人を選定することになりましたが、第一に喚問する予定であつた伊藤斗福君、望月京一君、井上俊吾君が一月二十六日に逮捕されましたので、これらの証人をあとまわしとし、二月一日に、同会顧問松本信次君、同早稻田柳右エ門君、同平野カ三君二月二日に、仏教保全経済会会長大谷瑩潤君、駒井重次君、廣川弘禪君を
○北山委員 次に伺いますが、保全経済会と仏教保全経済会との関係でございます。その点はどうも私どもによくわからない。仏教保全経済会は別個のものであるが、運営の方は一切は保全経済会にまかせておつたというようなお話であります。でありますから、運営にはさつぱり責任がないようなお話もされておる。
○大谷証人 資金は、初めは仏教保全経済会の会員はほとんどないのでありまして、資金を得る面がございませんから、その仏教保全経済会の会員として入会し、また保全経済会に出資をされた歩合をもつて、全部の一厘だけを仏教保全経済会にまわしてもらうという約束であつたのでありまするが、初めはごく金額が少数であつたので、後日計算を立てるということによつて、初めの人件費、事務諸費等の費用は保全経済会から一時立てかえをしてもらうということで
仏教保全経済会の会長をあなたはなされておりますが、いつ御就任になつたか、どういう関係で御就任になつたか、仏教保全経済会の設立の経過、また資金はどのくらいであるか、その機構、業務内容、役員の指名、こういつたものを含めまして、仏教保全経済会について知つておるところをお述べ願いたい。
九月三十日現在の貸借対照表に掲げられた仮払金二億五千七百五万余円につきましては、その内訳明細の提出を求めたのでありますが、そのうち疑問とすべきものは、新夕刊新聞社に六千二十五万円、日本和紡株式会社、これは仏教保全経済会の大谷氏経営の会社であります。
保全経済会等特殊利殖機関に関する件につきましては、理事諸君とも協議の結果、本委員会において証人を喚問し調査を進めることに意見の一致を見ましたので、本日保全経済会顧問松本信次君、保全経済会顧問衆議院議員早稻田柳右エ門君、保全経済会顧問衆議院議員平野力三君、明二月二日、仏教保全経済会会長参議院議員大谷瑩潤君、元衆議院議員駒井重次君、前衆議院議員廣川弘禪君、以上六名の諸君に証言を求めるため、それぞれ本委員会
○木下委員 それでは出資を受ける人は受けた出資を保全経済会に投資するとかせぬとかいうことは別問題だが、仏教保全経済会の出資者から出資を受ける人は、あなたは仏教保全経済会の会長大谷瑩潤あるいはその副会長と思つておりますか。それとも受ける人は仏教保全経済会の理事長の伊藤と思つておりますか。
○牧原証人 それは仏教保全経済会だと思います。投資家が契約をされる場合は仏教保全経済会に投資する、仏教保全経済会はその受入れた金を保全経済会にまた投資するという形でないかと思います。
○小林委員長 仏教保全経済会の会員なるものは、あなた方やきのう調べました大谷照乗師とか、東西両本願寺の信者からずいぶん尊敬されている人々が中心になつて仏教保全経済会というものをつくられたのだから、その者を信用して仏教保全経済会の会員というふうになつて来るのが普通じやありませんか。
○古屋(貞)委員 それじや伺いますがね、仏教保全経済会へ投資いたしますと言つて出した人のその金の所有はどこに帰属するのでしようか。これが問題です。それを私は育つているのですよ。仏教保全経済会へ投資しましようという人の相手方は保全経済会であるかあるいは仏教保全経済会であるか、その点を伺つておる。相手はどちらでございますか。
これはただ事務の手続上そうしておりますが、やはり仏教保全経済会は仏教保全経済会の立場があるのでございます。会員は仏教保全経済会の投資者なんでございまして、それはもちろん仏教保全経済会としては資任を感じているわけなんでございます。
○大谷証人 仏教保全経済会の事業を助ける目的で投資されたものは仏教保全経済会の扱いといたしまして、右の資金の運営はすべて保全経済会に一任いたします。その取扱いはすべて保全経済会の各店舗で取扱うことにいたしておるわけであります。従つて仏教保全経済会は投資に関する事務は一切行つておりません。
○鍛冶委員 それじやそういうことでおやりになることになつたが、仏教保全経済会というものは、出資者というか、あなた方の言葉で言うと会員と言つておられる。会員と仏教保全経済会とはどういう関係になるのですか。会員は仏教保全経済会へ投資しているのでしようね。
○大谷証人 仏教保全経済会の事業につきまして、事業の経営に関する費用は、これは将来仏教保全経済会の投資額に準じまして、保全経済会から仏教保全経済会に提供する方法をとるつもりでありまするが、目下はまだその段階に至つておりません。
つまり不動産、証券、現金、そういうものについて……、 それからその次にお尋ねしたいのは、仏教保全経済会との関係であります。これは別個の人格のようにいろいろ定款の上から見られまするが、それはどういう関係になつておるのでありますか、それをひとつお聞かせいただきたい。
○内藤委員 それから仏教保全経済会と資金の交流と申しますか、そちらの方で集めた金を保全経済会に持つて来るというような関係があるのかないのか、その関係はどうなのか、それもひとつ……。再々お立ちいただいてはなはだ恐縮でございますが……。
○鍛冶委員 あなたの言われるのは一応聞えるようだが、仏教保全経済会へ手数料が落ちるということはわかるが、そのお金が保全経済会へ行くのでしよう。保全経済会というものは絶対間違いのないものだということでなかつたら、仏教保全経済会というものも間違いのないものだということにならぬ。仏教保全経済会に金が落ちるから絶対間違いのないものだということが、われわれにはがてんが行かぬ。
○木下委員 それで仏教保全経済経済会に集まつた金を、仏教保全経済会と保全経済会との間に特約があるというので、それをそのまま今度は仏教保全経済会から保全経済会の方に出資することになつておるのですが、そういう仏教保全経済会と保全経済会との間の関係は御承知になつておりましたか。
○山本参考人 仏教保全経済会でそのお金を預けますでしよう。そうするとその金が結局保全経済会に来る。それでその何分かが仏教保全経済会の資金となつて、その資金を仏教の信仰のために使用する。それで仏教保全経済会というものをつくつたのです。ですから、私らとすれば決して間違いないと思つたのです。
そういう点についてかれこれ申し上げたいこともありますが、この保全経済会にまた附属して仏教保全経済会というものが、大谷参議院議員の名においてやつているというのですが、それの税金はどういうふうになつているのですか。